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地質調査は、簡易なスウェーデン式サウンディング試験から、1m毎に標準貫入試験を行うボーリング調査まであります。 確実な調査は、ボーリング調査を数多く実施する事ですが、一般住宅では費用が多く掛かります。 ここではボーリング調査の確実性を述べます。 |
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1 | 機械の回転により土砂や岩盤を掘削する為、硬い地盤も掘削出来、硬い地盤(支持層)の厚みが確認できる。 |
2 | 標準貫入試験を1m毎に実施し、日本で一番普及しているN値の観測が出来、基礎設計が確実な物となる。 |
3 | 同時に土砂資料が採取されるので、地下の土砂の状態が目で観察できる。 |
4 | 地下水の位置が観測出来る。 |
等があります。 【 調査後の基礎の検討の概略 】 |
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対象となる構造物の大きさにより、支持層(十分な厚みある硬い所)となる土砂の位置を決めます。 | |
計算式を使用する場合 | |
1 | 支持層までの土砂の種類を決めます。 礫質系の土、砂質系の土、粘土系の土 (系とは土砂の主成分が何かを表します。) 土の分類試験(粒度試験)をしていれば分類が確実です。 |
2 | 分類された土砂毎に土の重さである単位体積重量を推定します。(推定の1回目) |
3 | 支持層の定数である内部摩擦角や粘着力を推定します。(推定の2回目) |
4 | 告示や示(指)方書に則って支持層の長期地盤支持力を算出します。 |
N値を使用する場合 | |
1 | 多くの書籍にN値から長期地盤支持力が推定出来る表が、発表されているので、これらの表から総合的に判断し決定される。 |
等の方法を採ります。 この後、直接基礎が不可の場合杭基礎の採用となります。 |